母の携帯電話が故障した ~ 寂しくないように急いで直します

母の携帯電話が故障したようだと連絡がありました。

二つ折りのらくらくホンで、普通に話せるのですが、開くと画面が消えるそうなので、恐らく接触が悪くなっているのでしょう。

年を取っても耳がしっかり聞こえるので、電話で話が出来るのがありがたく、好きなだけおしゃべりできるようカケホーダイを付けています。

母の元気の素は、好きな時に好きなだけ話せ、料金も考えなくていい電話があることなので、その電話の故障は母にはもちろん、私たち家族にも大問題です。

久しぶりに故郷へ 日帰りします

寒い中を母が一人でお店に行くのは無理だし、ほかの家族は仕事だったり赤ちゃんがいたりするし、他人様に80越えたおばあさんをショップに連れて行ってもらうわけにもいかずで、契約者の私が帰省することになりました。

実に11カ月ぶりです。

日帰りで、玄関先での携帯電話の受け渡しだけですが、ほんの少しの親孝行といいましょうか。

そのうえ、大好きな新幹線指定席、久々の遠出、パソコン持って出掛けるの初めてと、私にとっては嬉しいことだらけです。

壊れた電話にありがとう お蔭で母の顔が見れます

母は週に一度のデイサービスを楽しみにしていて、そこでは新型コロナ感染拡大防止のため、県外の人と会ったら三週間お休みしてくださいと言われているそうです。

母の健康が保たれているのは、デイサービスでよくしていただいていればこそなので、三週間も休まなくていいように、私は家に入らず、母も外に出ず。

ガラス窓越しに顔を見ながら、手を振りながら、電話で話すつもりです。

すぐそこにいるのに、ぎゅっとハグしたり、手を握ったり、背中をさすったりしてあげたいけど、出来ないので…。

考えると寂しかろうと涙が出てしまいますが、それでも会えることに感謝しかありません。

修理、機種変更、交換、どれにする? アドバイスもらいました

さて、肝心の電話ですが、今使ってるのがガラケーなので、同じものにするか、ガラホあるいはスマホにするか、修理するか、アレコレと選択肢がありました。

とはいうものの、今回は日帰りであまり時間に余裕がないのと、使い方が全く違う電話機だと初めによく教えてあげないと母が困ってしまうので、修理できるかドコモさんに聞いてみました。

電話受付センター、ドコモショップ、チャット…二日間いろんな人にうちの事情も伝えながら、ずいぶん長い時間かかりましたが、最終的に故障担当の方が勧めてくれた「交換」という方法にしました。

私たち母娘の事情から、これがベストだとして「交換」の説明を聞いた時、すごくスッキリして急に視界が開けたような感覚があったので、今回はこれで間違いないでしょう。

リフレッシュ品で、まっさらの新品ではないけれど、私が行き来するのは一度で済むし、短い滞在時間で母が困らないように準備してあげられるのが嬉しいです。

次はテレビ電話も出来るようにしてあげよう

うちはLINEで家族みんなが賑やかにやっていますが、母だけ使えなくてなんだかつまらなそうなので、今年は使えるように整えてあげようと思います。

コロナ禍でなければ、ゆっくり時間をかけて機械の使い方を教えてあげられるのですが、今は叶わないので落ち着くまで我慢しましょう。

興味があるようですし、家族と自由に会えなくても、LINEでみんなの様子が読めるだけで、写真が見れるだけで、寂しさが和らぐと思います。

使えるかしらって時々弱気になるので、「何言ってるの。今日が人生で一番若い日よ。」と励ましています。

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