コロナ禍の今年、どうなることかと思っていた冬のボーナスが出ました。
私の仕事は秋が繁忙期なのですが、コロナが大きな問題となった今年の前半からずいぶんと暇になり、今後状況は回復するのか気になっていました。
お盆を過ぎてから急激に例年同様の忙しさになったので、みんなピリピリとした緊張感と大きな喜びをもって毎日飛び回っていました。
普段とあまり変わらない様子から、ボーナスがゼロになることは無いだろうと思いながらも、でもどうか減額がありませんように、みんなの努力が報われますようにと神頼みしつつ迎えたボーナス支給日でした。
責任者の後ろ姿に思う
支店長と所長が社長の挨拶状と明細を一人ずつ手渡される様子を見ながら、責任ある立場のお二人は、たくさんの部下がこのコロナ禍で普段と同じように働くことができ、ボーナスも支給されて、どれだけ安堵されただろうかと思いました。
支店長や私からすれば自分の子供と言っていいような年齢の社員がたくさんいて、特に4月に新卒で入社した子たちは今回が初めての満額のボーナスになります。
また、自分や家族が病気を抱えていたり、老親を扶養していたりと、それぞれの個人的な事情を知っていて、絶対後退するわけにはいかない支店長の胸の内は想像もできません。
人数が多いといろんなことが起きるので、支店長という立場、責任者というのはとても孤独なものだとも思います。
安堵しつつも気を引き締める
さて、家に帰ってから明細を見たところ、なんだか去年より少し多いような気がして、思わず二度見してしまいました。
このご時世、減額があるかもしれないと思っていたため、正直びっくりしました。
定年退職まであと5年なので、年齢を考えるとあまり急激に収入が下がってほしくないと思っていましたから、とても安心しました。
そして今日、お出掛けついでに通帳記帳してみたら、おやおやおや。
ここでも二度見。
少ないながらも思っていたより口座に残があり、何か変だとドキドキしながら、そっと物陰に行きじっくり通帳を見てみました。
毎月生活費としていくらか引き出しをするのですが、現金は10月に引き出したきりで、11月の出金は口座引き落としだけだと気付きました。
これは外出自粛の成果といっていいのか、今まだ手元に現金が少し残っている状態です。
11月は出掛けることが少なかったから、使わなかったようです。
今までずいぶん無駄遣いしてきたんだろうなと反省しました。
このことはちょっと意外で面白かったので、このまま12月も渋く地道に外出自粛からの節約を続けてみて、楽しむところは楽しんで、自由に柔軟に考えていけるようになりたいと思います。
おおまかな決定事項
ということで、2020年12月の冬のボーナスはいつものように、
手を付けずに残す用
ボランティアなどの寄付用
自分用
の三分割にすることにしました。
夏のボーナスの記録を見てみると、自分用については服やバッグの服飾費、火災保険料や生まれて初めてのヘッドスパなどに使っていました。
今回のは歯の治療に使いますが、歯医者さんって治療費が見当つかなくて、終わって初めて金額確定みたいなところがありますよね。
どうか足りますように。